Gunosyは、サービス開始当初から使い続けていて、今では私のニュースソースの非常に重要な地位を占めています。
ここへ来て、堀江さんが紹介するなどで急激に認知度が上がり、それと共に批判記事も一気に噴出したのですが、長く使っている私からすると「え?」という記事も非常に多かったです。
例えば、こちらの記事。
自分の場合、はてなブックマークはチェックしていないのでかぶりは分からないのですが、かなり精度が高いニュースが送られてきているので「?」となりました。
そこで、Facebookでつぶやいてみたりしたのですが、そのやりとりの中で合点がいきました。
Gunosyはクリックしないと精度が上がらない
Gunosyは、メールやアプリの記事URLは次のようにリダイレクトURLになっています。
ttp://gunosy.com/redirect?url=…&a=…&c=…&u=…&t=…
で、「url」というパラメータに実際の記事へのリンクがあるのですが、リダイレクトをする前にその他のパラメータを、何らか分析などをして保存しているでしょう。
何の記号か不明ですが、おそらく「u」がユーザーID。その他は、記事の嗜好を分析するためのコードなどではないかなと推測します。
Gunosyは、配信した記事でそのユーザーがクリックした記事を蓄積、分析をすることで、徐々にユーザーの好みを理解してニュースの精度を高めているのだと考えられます。(Twitterの発言なども分析ソースにつかっていると思われます)
そのため、初期の頃から熱心に利用して、精度を高めてきたユーザーにはなくてはならないツールになっているのです。
しかし、最初の相性が悪くて「いまいちな記事だなー」とクリックをしなかったユーザー、そして最近利用し始めたユーザーについては好みが収集されないため、一般的に人気の高い記事を流してしまいます。
そうすると、はてブと重なってしまったり、非アクティブユーザーに同じような記事が一気に配信されることにもなります。そして、また自分の好みに合わないという悪循環に陥ってしまいます。このあたりは、Gunosyの難しいところかもしれません。
批判記事の主さんも、はてブで満足ならそれでも良いのですが、しばらく頑張って好みの記事を見つけてクリックし続け育ててみると、役立つツールになるのではないかなと思います。
ちなみに
以下については、やっちゃったかな? という感じはあります。
事実であれば、まぁ気持ちは分かりますが、メディアとして成長するためには、そこは堪えて配信するべきかも知れません。
何にしても、私はこれからも愛用すると共に、応援いたします。
コメントを残す