CoffeeScriptを、Mac OS X(Lion)ではじめる方法

話題のJavaScript開発環境、CoffeeScriptをインストールしました。なかなか苦戦したので、メモを残しておきます。環境は、Mac OS X(Lion)。

Xcodeをインストール

まずは、AppStoreからXcodeを選んでインストール。めちゃくちゃ時間がかかりますので、じっくり待ちます。

ターミナルを起動

まずは、ターミナルと仲良くなる必要があります。「アプリケーション→ユーティリティ→ターミナル」から、ターミナルを起動。

Homebrewをインストール

続いて、何かと便利なパッケージ管理ソフトの「Homebrew」をインストールします。次のようにコマンドを打ち込む。

ruby -e “$(curl -fsSL https://gist.github.com/raw/323731/install_homebrew.rb)”

node.jsをインストール

続いてnode.jsを次のコマンドでインストール

brew install node

npmをインストール

続いて、またまたパッケージ管理システムのnpmをインストール

curl http://npmjs.org/install.sh | sudo sh

パスワードを聞かれるので、Macへのログインパスワードを入力する。

Coffee Scriptをインストール

ようやく、次のコマンドでCoffee Scriptがインストールできます。

sudo npm install -g coffee-script

使ってみる

ようやく準備完了です。早速使ってみます。まずは、適当なエディタで次のプログラムを打つ。

square = (x) -> x * x
cube   = (x) -> square(x) * x

console.log(cube(5))

これを、「sample01.coffee」などというファイル名でデスクトップに保存します。

そしたら、次のコマンドでコンパイル

cd Desktop
coffee -c sample01.coffee

すると、デスクトップ上に「sample01.js」ができあがります。この動きを確認するには、HTMLから読み込んでブラウザで確認するか、次のコマンドでnodeを使って確認します。

node sample01.js

これで画面に 125(5の3乗の計算結果)が表示されたら完成。sample01.jsの内容は次のようになっています。

(function() {
  var cube, square;
 
  square = function(x) {
    return x * x;
  };

  cube = function(x) {
    return square(x) * x;
  };

  console.log(cube(5));
}).call(this);

JavaScriptの決まり文句などをすっ飛ばして、たった3行記述するだけでスクリプトが組めてしまいます。これは確かにクセになるかも。

コンパイルが面倒くさい場合は、自動コンパイルの環境なども整えられるようです。引き続き、頑張ってみます!

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