ご報告が非常に遅くなりましたが、3月と4月にかけて大阪・東京で『Webデザイナーでも知っておきたい、JavaScript超入門』というイベントを開催させていただきました。
東京版につきましては、一部を USTREAM配信させていただきましたので、アーカイブをご覧ください。
前半
後半
たくさんの方にご興味をお持ちいただき、ありがとうございました。2012年は本当に JavaScriptが Webデザイナ、マークアップエンジニアの方々にとっても、非常に重要な技術になっていきますので、ぜひとも学習を続けてみていただけると幸いです。
さて、当日いただいたご質問などに回答していきます。
比較演算子の「等号」は「==」と2つでも大丈夫?
イベント中、「比較演算子」の解説で「===」と等号を3つつなげて使いました。しかし、ほとんどの入門書などでは「==」と2つつなげたものが解説されています。この2つは、基本的に使う分には大きな違いはありません。
「===」は「厳密等価演算子」などと呼ばれ、判断の基準が「==」よりも厳しくなっています。
専門的なことを言うと変数の「型」の判断をするかしないかで、「==」だと数字の0とfalseがごっちゃになるなど、判断が厳密ではありません。
その為、特別な理由がなければ「===」と3つを続けて書くのがオススメです。
メソッドなど何ができるかを知る方法としては、リファレンスや逆引きを見るのが早いですか?
そうですね、私が新しい言語を覚えるときなどによくやるのは、ポケットリファレンスなどを購入して、ざっと全ページ確認し何ができるのかをざっと把握し、後日やりたいことを思い出すという感じが多いです。
後は、道筋を考えるときはメソッドでできるかなどは考えずに組み立ててみて、ネット検索してみると、そのものずばりのメソッドがあったりするのを発見することもあります。
資料のなかに、スマホエミュレーター的なものが埋め込んでありましたが、あれはどうやるとできるのか知りたかったです。
これは、Macで iOSシミュレータを動作させて、それを Camtasia Studioで撮影します。
そして、できあがった「.mov」ファイルを Keynoteのスライドに埋め込んでいるのです。
撮影自体は、Camtasia Studioである必要はありませんが、このソフトを使うと大きさをバチッと iOSシミュレータに揃えてくれるので、非常に楽ちんです。
以前、某セミナーで「10代の以外の人はプログラムを覚えられない」と言われてしまったことがある
近いことを言ったことはありますが、「覚えられない」というわけではありません。しかし、やっぱりプログラム言語は外国語の習得と同じなので、10代以前に比べると学習はかなり困難になるのではないかと思います。
その最大の理由は「オトナは理屈っぽい」ことにあると思います。プログラム言語は、理屈で考えても分からない部分も多々ありますので「そういうもんだ」と割り切ってつきあえる気持ちが非常に大切です。頑張っていきましょう!
また、JavaScriptに関するセミナーは機会があればやらせていただきたいなと思っております。ぜひ、これを機会に学習してみてください!
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