こんなやりとりを拝見し、
Parh Finder と Total Finder 両方使ったことある人に、どっちのどこが好きで、どこが物足りなくて、みたいなのを聞きたい。
— Jun Sugimoto (@understandard) September 1, 2012
どう考えてもPath Finderだろうなぁ。
— komori, masaaki (@cipher) September 1, 2012
私の考えを。私は、Path Finder 5から使い始め、一時期 Total Finderに乗り換えていましたが、今は Path Finderに戻っています。ということで、結論からいえば「Path Finder」をオススメします。
理由1:独立したソフト
Total Finderは Finderと合体して動くソフトなのですが、ちょいちょい悪さをしたり、Exposeを使うと表示がおかしくなったりなど、いまいち一体感がありませんでした。Path Finderは独立したソフトなので、「必要なときだけ起動する」ということができてスッキリします。
理由2:2ペインウィンドウとタブ
私の主な使い方は、デスクトップやダウンロードフォルダの整理の時。私は作業中、とりあえずなんでもデスクトップに置き、いくつかファイルが溜まったタイミングで Path Finderを使ってプロジェクトごとのフォルダ(Dropbox)に配置していきます。
この時、2ペイン表示にすれば右と左でファイルをやりとりできて簡単です。さらに、各ペインでタブを開くこともできるので、自由自在にフォルダを行き来することができます。
また、右下にプレビューウィンドウが常備されているため、PDFファイルなどは一度クリックするだけで内容を確認しながら、捨てたりフォルダに移動させたりできます。
理由3:一時コピー場所
この作業はまれにしかないのですが、あちらのフォルダにあるファイルと、こちらのフォルダにあるファイルを、別のフォルダに移動したいみたいなことがあったりします。そのような場合、画面左上にある「一時コピー場所」にコピーしておくと、移動内容を一時的に保持しておくことができます。
ファイルがまとまったら、このエリアから希望のフォルダにどさっとドラッグすれば、移動が完了します。言葉で説明すると難しいのですが、一度使ってみると使い方が分かるでしょう。
といった所が気に入っています。と、おそらくこれって Path Finderの魅力の数分の一しか使えていないと思いますが、私の場合、日常業務は Finderで作業をして、上記のファイル整理の時だけ Path Finderを使っているので、この程度で十分なのです。
頑張って使わない
実は Path Finderにはこの他にも「エディタ」「ターミナル」「仮想デスクトップ」「デスクトップゴミ箱」などなどなど、Macの標準機能を置き換える各機能が搭載されています。
しかし、残念ながらエディタは日本語をいまいちうまく扱えなかったり、ターミナルも標準ソフトの方が使いやすかったりなど、各機能は若干中途半端。これらを使おうとすると、不満が残ってしまうかもしれません。
2ペインファイラーに、魅力を感じるのであれば使ってみて損はないソフトと言えるでしょう。
コメントを残す