「RSS」といえば、ソーシャル全盛の今となってはちょっと懐かしい響きさえあるものです。
私も、一時期は「常に未読が 1,000件」みたいな状態が続くほど、RSSを購読しまくっていた時期があったり、逆に Twitter・Facebookに情報収集を頼って、一切見ない時期がありました。そして今はRSSリーダーを、情報収集ではなくて「アラート」的な使い方をする事で、落ち着いています。
ポイントをいくつか紹介します。
毎日更新されるサイトは、登録しない
毎日更新される事が分かっているサイト(百式など)は、RSSリーダーに登録すると、必ず未読が溜まることになってしまいます。このようなサイトは結局毎日通いますし、Twitterなどでも通知があるのでRSSリーダーでは読みません。
更新が多いサイトも登録しない
はてなブックマークや、GIGAZINEなど、更新が非常に多い Webサイトも登録しません。これらの人気サイトは、面白い記事は大抵 Twitterや Facebookで誰かが共有しますし、最近は「News Storm」を愛用しているので、これらで(はてブは)ざっとチェックできます。
登録するのは「更新が少ない」「良質なブログサイト」
では、最近 RSSリーダーに登録しているサイトはといえば、更新頻度はそれほど多くないが上がる記事が非常に良質なブログサイトです。ライフハック系だと「ごりゅご.com」とか、技術系だと「なんかもう実験場」などが、最近のお気に入り。これらの記事は一つも読み逃したくないので、登録してしっかり読みます。
もう一つは、Googleアラート
もう一つ登録しているのは、Googleアラート。キーワードを登録しておくと、それに該当するサイトを知らせてくれるサービスで、Googleアカウントでログインすれば RSSで取得することができます。これを登録しておいて、気になるキーワードの情報をキャッチアップします。
最近では「FuelPHP」や「Sublime Text 2」などを登録しました。
購読は、Reederで。Safariのリーディングリストを活用
さて、こうして登録した RSSリストは、Mac/iPhone/iPadの「Reeder」を利用して読んでいます。ただし、ここでは記事をじっくり読み事はあまりなく、興味のある記事があったら Safariの「リーディングリスト」に登録して、後でじっくりと読みます。これは、Pocketなどの「あとで読む」系のサービスでもよいでしょう。
こうして、RSSを活用しています。ポイントとしては、更新頻度の高いサイトなどを登録してしまって、未読件数が溜まってしまい「未読疲れ」を起こさないように、「気付きにくいサイトの更新をアラーとしてくれるツール」と割り切って付き合うことと、ソーシャルやニュース購読ツールなどと組み合わせて利用し、総合的に情報収集できる仕組みを構築できることがポイントかなと思います。参考になれば幸いです。
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