Gmailや Googleカレンダーなどで、Webアプリが未来のアプリケーションの姿になると思われましたが、やはりデスクトップアプリにはかなわず、近年ではSparrowやFantasticalなど、Googleの各サービスと同期をするアプリを利用する機会が多くなり、またEvernoteや、Nozbeなど標準でクライアントアプリを備えるサービスも増えています。
そんなデスクトップアプリを、Webの技術で作れるSDKが「TideSDK」です。ここでは、OS Xでのセットアップ方法を紹介しましょう。
まずは、ダウンロードサイトで、SDKとヘルパーアプリをダウンロードします。
SDKは、「~/Library/Application Support/」に「TideSDK」というディレクトリを作成して、その中にコピーします。ヘルパーアプリは、アプリケーションフォルダにインストールします。
ヘルパーアプリを起動したら、プロジェクトを作成することができます。例えばここでは、サンプルスクリプトをダウンロードして利用してみましょう。
画面上部の「ZIP」というボタンからファイルをダウンロードして解凍し、ヘルパーアプリの「Import Project」で取り込みます。
画面上部のタブで「Test & Package」を選び、下の「Launch App」を選ぶとしばらくビルド作業が行われ、Hello Worldと書かれたウィンドウが表示されます。
きちんと、Macのインターフェイスに習ったウィンドウになっています。実行ファイルとして、コンパイルすることもできるのだとか。
Webのサービスを作っているが、ちょっとそれを助けるようなデスクトップアプリを作りたいなんていうときには、重宝しそうですね。正式版が楽しみです。
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