Vagrantで WordPressするなら「Varying Vagrant Vagrants(VVV)」

Vagrantは、仮想環境を手軽に構築できるツールで、PHPやRubyの開発環境を作ることができます。

WordPressの環境を構築する事もでき、筆者もQiitaでレシピを公開していますが、セットアップ後にいろいろと設定をしなければならないなど、もう一息面倒でした。

そこへ、決定版といえる「Varying Vagrant Vagrants(VVV)」を利用すると便利です。次の方法でセットアップしましょう。

VirtualBox 4.2.18をセットアップします
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

Vagrant 1.3.5をセットアップします
http://downloads.vagrantup.com/tags/v1.3.4

vagrant-hostsupdaterプラグインをセットアップします

vagrant plugin install vagrant-hostsupdater

VVVを GiHubからクローンします

git clone git://github.com/10up/varying-vagrant-vagrants.git vagrant-local

Git環境がなければ、Zipファイルをダウンロードして解凍しても同じです。(vagrant-localフォルダに解凍します)
https://github.com/10up/varying-vagrant-vagrants/archive/master.zip

Vagrantと初期化します(相当時間がかかります)

vagrant up

これでセットアップが完了し、仮想環境が起動します。WordPressにアクセスするには、次のURLを叩きます。

http://local.wordpress.dev/

管理画面のアカウントは「admin / password」が発行されています。また、次のURLで各種ツールにアクセスできます。

http://vvv.dev/

phpMyAdminへのアクセスは「wp / wp」のアカウント、または「root / root」のアカウントでアクセス可能です。

基本的な使い方は以上です。これだけでもかなり簡単ですが、他にもさまざまな使い方が紹介されています。

これはぜひ利用していきたいですね。なお、セットアップされるWordPressは英語版なので、日本語版にする方法をQiitaに投稿しておきました。こちらもご利用ください。

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