非エンジニアな人に取って、コマンドラインでの操作には非常に抵抗感があります。
Gitの操作も例外ではありません。幸い、今は Source Treeなどの使いやすいソフトが出てきて不自由はなくなりました。しかし、実はGitの作業は、コマンドラインを覚えてしまった方が、日常の作業が早くなることもあります。
ここでは、普段はGUI環境を使う方にもこれだけは覚えてほしいコマンドを、いくつか紹介しましょう。
プルする
git pull origin [ブランチ名]
いつも作業を開始する前に、プルしましょう。ブランチを指定してプルします。
変更したファイルをコミットする
git commit -a -m 'コメント';
これが使えるだけでも、日常作業の大半をかなり短縮できます。変更済みのファイルを全部コミットします。コメントも直接打ち込めます。
ファイルをGitに追加する
git add .
新しくファイルを作成した時などは、こうすればそれらをすべて Gitに登録します。
ブランチを切り替える
git checkout [ブランチ名]
ブランチを切り替えて作業します。
プッシュする
git push origin [ブランチ名]
コミットをブランチにプッシュします。
これで、日常の作業はほとんどまかなうことができます。他に、例えば競合が起きた時や、部分的にコミットする時、.gitignoreを編集してGit管理にしないファイルを指定するなど、特殊な作業をソフトから操作すれば良いでしょう。うまく使い分けて、効率的に作業していきましょう。
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