Codaは、Webの統合開発環境として、次のような様々な機能を提供してくれます。
- FTPクライアント
- リファレンス
- クリップ
- Gitクライアント
- MySQLクライアント
これらがセットで利用できるので非常に便利。ただ、いずれの機能もやはり使いこなすうちに物足りなくなります。
そこで、そんなときに使える、代替ソフトを紹介します。
Transmit
Codaで設定できるFTPホストは1つだけ。テストサーバーと本番サーバーがある場合などは、足りません。
また、若干 CodaのFTPは不安定で、大量のファイルの転送時にうまくいかないこともあります。
そんな時は、Codaと同じ Panic社の「Transmit」が便利。Codaから接続情報をインポートすることもでき、また、サーバー同士でファイルを転送したり、差分アップ、ディスクマウントでHDDと同じ感覚でFTPを利用できる機能などが揃っています。
Dash
リファレンスアプリという、変わったカテゴリーのアプリです。リファレンスが検索できるだけという、一見必要性を感じないアプリですが、一度使うと手放せなくなります。
2,000円ですが、その価値は十分にあります。Codaにショートカット(Control+H)を割り当てることもできます。
TextExpander
OS Xを利用するなら欠かせない、スニペットアプリ。面倒な記述に自由にショートコードを割り当てて、どんなソフトでも展開することができます。
HTMLなど、一般的な書式のものはコード集が公開されています。
SouceTree
Gitクライアント。無償のアプリなのに、有料のものよりも使いやすく、高機能です。Gitを利用するにはなくてはならないソフトと言えるでしょう。
Squel Pro
MySQL管理ソフト。MySQLの管理と言えば「phpMyAdmin」が一般的ですが、一度これを使うと手放せなくなります。
MySQLをまるで、Excelなどのように自在に使えるようになります。
[番外編] Alfred
Codaの機能とは関係ありませんが、Alfredというランチャーアプリも非常に便利です。上記で紹介した各アプリを、キーボード操作だけで立ち上げることができたり、クリップボード履歴機能が搭載されていたり。
また、「ワークフロー」と呼ばれる拡張機能をインストールすることで、さらにさまざまな機能を付け足すことができます。例えば alfred-dash-workflow をインストールすれば、Alfred上で以下のような検索で、一発で Dashを呼び出すことができるようになります。
以上、Codaの各機能に物足りなくなったときの代替ソフトを紹介しました。ぜひ、よりよいWebサイト開発環境を整えていきましょう。
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