Surface Bookを購入し、EIZOの 4Kディスプレイ『EV3237』に接続しようとしたところ、画面が正常に表示されないという現象が発生しました。
現象と対処方法は次の通り。
現象
ディスプレイケーブルを接続すると、ディスプレイ自体は認識されるものの、解像度の選択ドロップダウンが選べず、映像も映りません。「複製」などをすると、本体側の画面も真っ暗になってしまいます。
ケーブルが断線しているのかなどを疑いましたが、PbyPの表示にして縦半分だけの表示にすると、正常に表示されるという謎の現象だったため、ハード的な原因ではなさそうでした。
EIZOサポートセンターからのアドバイス
上記の症状をEIZOのサポートセンターに問い合わせたところ、以下の対象法をお知らせいただきました。
DP HPD controlの ON
- 電源をいったん切る
- 一番左のボタンを押しながら電源ボタンを2秒押し、Administrator Settingsメニューを出す
- 「DP HPD control」を選んで、Enterを押し、onに切り替える
ただ、この設定は筆者の場合ははじめからonになっていたため、原因ではなかったようです。
DisplayPort規格を1.1に
- 上記と同様の手順で、Administrator Settingsメニューを出す
- Surface Proを接続している Display Portのポート番号を選んで、バージョンを 1.2から 1.1に変更する
この手順で、正常に表示されるようになりました。どうやら、接続する規格が合っていなかったようです。ただし、規格を1.1にした場合は、リフレッシュレートが 4K/60Hzから、30Hzに減ってしまうとのことです。
使えるようになってよかったです。